おしゃれで賢い飾り方◎観葉植物を吊るす方法と向いている品種4選

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

理想のお部屋づくりに欠かせない観葉植物。吊るして飾る「ハンギング」という手法を用いれば、インテリアの幅が広がることはもちろん、省スペースを有効活用できることをご存知ですか?

今回は、観葉植物の「吊るし方」や「吊るすために必要なもの」についてお伝えします。吊り下げにおすすめな観葉植物もご紹介しますので、「置く」だけではなく「吊るす」という飾り方も取り入れて、より緑のある生活を楽しみましょう。

おしゃれに見せるだけじゃない、観葉植物を吊るす理由

垂れ下がるグリーンの美しさはもちろん、インテリアとしての視覚的な楽しさもハンギングの魅力。しかしそれだけでなく、吊るすことで成長に良い環境がつくりやすいという大きなメリットもあります。

多くの観葉植物は明るい環境を好むため、床よりも日当たりの良い位置は好条件なのです。窓辺やカーテンレールなどの風通しの良い場所に吊るせば、病害虫の発生を防ぐことにもつながります。また、デッドスペースを活用できるという嬉しいポイントも。

観葉植物を吊るすときに気をつけるポイント

初めて観葉植物を吊るす場合、「お世話はどうすればいいの?」「落ちてこない?」など不安がありますよね。ここでは「管理」と「設置」の視点から注意ポイントをお伝えしますので、不安要素を取り除いてチャレンジしてくださいね。

水やりなど、日々の管理はこまめに行う

土の乾き具合を確認しにくいのが、吊り下げることの難点。「水不足に気づかなかった」ということにならないよう、こまめにチェックすることを心がけましょう。水やりは鉢を下ろした状態で行い、鉢穴から流れなくなったら元の位置に戻してください。

また、吊るした観葉植物に「葉っぱが黄色くなる」「だんだん枯れてきた」などの症状が現れた場合は、その環境が合わないという可能性も考えられます。吊り始めてから数日の間は、植物の様子をよく観察してくださいね。

基本は軽いものを!耐荷重に注意する

落下を防ぐためには、軽いことが一番。基本的には素焼き・陶器類の鉢を避け、プラスチックなどの軽いものを使用するのがおすすめです。重さに不安を感じる場合は、ハンギング専用の軽量土に植え替えるという方法もありますよ。

鉢や土の重量だけでなく、フックの強度も重要です。吊るすための道具を購入するときは「耐荷重」の表記を確認しておきましょう。

頭をぶつけないよう、動線を避けた配置に

垂れ下がる姿が魅力的なハンギングですが、高さに注意して設置しないと頭をぶつけてしまうことも......。吊るす場所や方法によって必要な長さは変わりますが、吊り下げたときの位置をイメージしておくと安心です。

高さだけではなく、動線を考慮することも大切。動作の多い場所に吊るしてしまうと、垂れ下がった葉にぶつかる可能性もあります。吊るすときは、動線を避けた配置を心がけてくださいね。

観葉植物を吊るすために必要なもの

観葉植物を吊るすのに、「フック」と「鉢」は必需品。吊るす場所を決めたら、設置場所に合うフックと植物を吊るす鉢を用意しましょう。

設置場所に合ったフック

「吊るしたい場所はあるけれど、吊るし方がわからない」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは下記の設置場所別に「吊るし方」と「おすすめのフック」をご紹介します。

  • 天井

  • 壁面

  • 家具・カーテンレール

  • ダクトレール

天井におすすめ|Hanging Hook White / Black

¥440

デッドスペースを有効活用したい場合は、天井への設置がおすすめ。位置を決めたらフックを取り付けてみましょう。高低差をつけて複数吊り下げると、インテリアのアクセントとしてお部屋をグッと魅力的にしてくれます。C型のフックを用いると、輪状のものも直接吊るすことが可能ですよ。

壁面におすすめ|Rough Iron Hanging Bracket

¥1,650

天井への吊り下げがむずかしい場合は、壁面に吊り下げてみてはいかがでしょうか。ブラケットフックやタオル掛けを取り付けると、壁を利用したハンギングが可能です。お店のディスプレイのように飾って楽しみましょう。

家具・カーテンレールにおすすめ|Creer(クレエ)|アイアンS字フックM(2色)

壁や天井に穴を開けたくない場合は、家具やカーテンレールの利用もおすすめです。フックはおしゃれなアンティーク調など、お部屋の雰囲気に合うものを選んでみましょう。日当たりと風通しを確保できるカーテンレールは、観葉植物を吊るす場所にピッタリ。ただし、強風の日は大きく揺れる危険性があるので注意してくださいね。

ダクトレールにおすすめ|LIGHTING RAIL HOOK

¥220

照明を吊るすダクトレールは、観葉植物をおしゃれに見せる設置ポイント。専用のフックを用いれば、簡単に吊り下げることができます。キッチンやダイニングに吊るす場合は、動線のじゃまにならない長さに。照明とのバランスを見ながら、観葉植物の数や配置を決めてみましょう。

吊るせるタイプの鉢・吊り具

観葉植物の吊り下げに重要なのが「鉢」の存在。ワイヤーやロープなどの吊り具と鉢がセットになった「ハンギングプランター」や、お気に入りの鉢が吊り下げられる「プラントハンガー」を利用して、観葉植物を吊ってみましょう。

鉢・鉢カバー付きですぐに吊るせる「ハンギングプランター」

軽くてシンプル|KINTO(キントー)|プラントポット4号
¥2,750

KINTOのプラントポット4号は、樹脂ならではの軽さと、植物の魅力を引き立てるシンプルなデザインが特徴。植物を入れるポット部分は二重構造です。水はけ用の穴が開いている「鉢」と、注いだ水をこぼさないための「カバー」で水やりを快適に。

細いステンレス鋼のワイヤーは、長さ52〜120cmまで調整可能。先端にフックも付いているので、吊り下げは簡単です。サイズ違いでプラントポット6号も発売されているので、大小2つ並べてみるのもおすすめですよ。

可愛いラタンポット|Creer(クレエ)|THE AROROG つり下げかごB
¥2,970

経年変化が楽しめるラタン素材のTHE AROROG つり下げかごB。可愛くてあたたかみのあるデザインは、ナチュラルな雰囲気のお部屋にピッタリです。吊り下げるときは、水漏れを防ぐために鉢皿を入れて使用してくださいね。

鉢のサイズは直径13cm(4号)まで対応可能。小さくても成長するとボリュームが出るアイビーやポトス、オキシカルジウムなどの垂れ下がる植物がおすすめです。植物を入れないときは小物入れとしても活躍しそう。長く愛用できるラタンポットを迎えてみませんか?

マクラメで連なる2鉢|Creer(クレエ)|マクラメ ハンギングポット 2連

マクラメ ハンギングポット 2連は、ロープと2つのポットがセットになっているハンギングアイテム。ひとつひとつ手編みされたコットンロープからは、ハンドメイドの温もりが感じられます。

付属のポットが対応している鉢のサイズは、直径9cm(3号)まで。同ブランドのCreerでは、2連になっていないタイプや大きな鉢に対応しているタイプなど、マクラメハンギングシリーズを展開しています。

手持ちの鉢がそのまま使える「プラントハンガー」

水に強いマクラメ|HINODE(ヒノデ)|MACRAMESINGLE プラントハンガー【M】

パラコードと呼ばれるナイロン素材で、軽さと耐水性に優れているMACRAMESINGLE プラントハンガー。麻紐などのあたたかみのある天然素材と違い、クールでカジュアルな印象があります。

Mサイズは全長約130cmのロングタイプ。色はグレー、カーキ(茶色に近い色)、ブラックと渋みのあるラインナップで、モダン系やナチュラル系のインテリアにおすすめ。水に強い素材なので、ベランダなどの屋外でも楽しめます。

鉢専用アイアン製ハンガー|ポットハンガー55(ブラック)

サークル部分にセットして吊り下げるタイプの鉢専用ハンガー。どんな鉢にも合わせやすい、細身でシンプルなデザインです。お気に入りの鉢と組み合わせると、オリジナルのディスプレイを楽しむことができますよ。

サイズは6号鉢用の「55」。鉢をセットしたら、「グラグラしていないか」「安定しているか」をしっかり確認してから吊るしましょう。このほかに4号鉢用のサイズ「40」もあります。

吊り下げに向いている観葉植物4選

どんな観葉植物でもハンギングは可能ですが、植物によってはお世話がむずかしいものもあります。そこで、ここでは初めての方でも挑戦しやすいハンギング向きの観葉植物をご紹介。観葉植物通販サイトのAND PLANTSでは、届いたらすぐに吊るせる「ハンギングプランター」にセットされた植物の取り扱いもありますよ。

初心者さんにおすすめ|AND PLANTS|オキシカルジウム

初心者でも育てやすい丈夫さが人気なオキシカルジウム。垂れるように成長する姿は、高い位置から吊り下げるハンギングにピッタリです。日当たりと風通しの良い環境で育てましょう。斑模様の「ブラジル」や明るい黄緑色の「ライム」など、異なる品種を並べるのも素敵ですよ。

乾燥に強くて育てやすい|AND PLANTS|リプサリス

花や実の鑑賞が楽しめるリプサリス。あたたかく日当たりの良い環境を好みますが、耐陰性を持っているので、日光が少ない場所に飾ることも可能です。水は土の表面が乾いたことを確認して、鉢底から流れるくらい与えましょう。乾燥に強い植物ですが、乾燥させすぎには注意してくださいね。

天井も壁面も華やかに|AND PLANTS|ビカクシダ

別名「コウモリラン」とも呼ばれるビカクシダは、日当たりと風通しの良い環境を好みます。適温が20℃前後のため、春〜秋は屋外で育てることも可能ですよ。吊り下げタイプのほかに、板に着床させた壁掛けタイプもあります。

垂れ下がるシルバーリーフ|AND PLANTS|ウスネオイデス

下に伸びるシルバーカラーが魅力的なウスネオイデス。土が不要なエアプランツなので、家具やダクトレールに引っ掛けて気軽に飾れるのがポイントです。直射日光を避けた場所で管理し、霧吹きで水を与えましょう。

観葉植物を吊るして理想のお部屋に

今回は、観葉植物の「吊るし方」や「吊るすために必要なもの」をご紹介しました。天井や壁に吊るすだけではなく、カーテンレールや家具を利用すれば、賃貸でも楽しめるのが素敵ですね。

気をつけるポイントを押さえたら、吊るす場所を決めて、必要な道具と植物を用意しましょう。インテリアとしても、植物の生育環境としても魅力的なハンギングを取り入れて、理想のお部屋にしてみませんか?