狭くても窮屈に感じない◎狭い部屋を広く見せるための7つのアイデア

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「お部屋が狭くてのんびりできない」「お部屋が狭くて人を呼べない」。こんなお悩みを抱えている方は少なくないはずです。しかし、お部屋が狭いことは「掃除がすぐ終わる」「冷暖房の効きが良い」など、ポジティブな側面もあわせ持っています。

そんな狭いお部屋のメリットを感じるためには、「窮屈に感じる」というデメリットを克服するのがおすすめ。この記事では狭いお部屋でも広く見え、快適に過ごせるためのアイデアをご紹介します。狭さをポジティブに捉えられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

狭い部屋を広く見せるための3つのキーワード

狭い部屋を広く見せるためには、おさえておきたいコツがあります。こちらでは、それらの内容を覚えやすいよう3つのキーワードにまとめてみました。短い言葉にエッセンスがつまっているため、この3つを覚えておけば、このあとにご紹介するアイデアの理解度も高まるはずです。

1.「面」を見せる

「面」とは、床や壁、テーブルや棚などの天板、そして窓など、お部屋のなかにあるさまざまな平面のことを指します。面の見える分量が多いほど、すっきりとした印象をつくることができ、お部屋が広く見えることにつながります。何も書かれていない真っ白な紙のようなイメージです。

面の上に物や家具が置いてあると、そのぶん面が見える分量が少なくなり、視覚的なすっきり感は減ってしまうのです。面を隠している物は視覚情報となって、場合によってはノイズのように感じてしまうことも。「面」の上にはなるべく物を置かないように心がけましょう。

2.「色数」をしぼる

「色数」とは、お部屋の壁や天井、置いてある家具や家電、ファブリック類など、ある程度の大きさのある物の色のことを指します。それらの色を3色程度にしぼることで、お部屋に統一感が生まれ、広く見えることにつながるのです。

3色の選び方にはポイントがあり、壁や天井などの広い面積に使う色が70%・家具やファブリック類に使う色が25%・小物などに取り入れ差し色として使う色が5%程度になるよう調整するのがおすすめです。広い面積ほど明るくて淡い色を選ぶと、広がりを演出することができます。また、差し色に好きな色を取り入れると、自分らしい空間に仕上がります。

3.「明と暗」をつくる

天井の真ん中に明るいシーリングライトが1つ設置されている。きっと、このようなお部屋に住んでいる方は少なくないでしょう。お部屋のすみずみまで明るく照らすことは、視界が見やすく過ごしやすい反面、お部屋の狭さまでもはっきりと照らしてしまうことになります。

そこで提案したいのが、お部屋のなかに明るい部分と暗い部分を意識してつくるということ。照らしたい部分はしっかり明るく、あまり見せたくない部分は陰になるよう調整することで、奥行きがあるように感じられるはずです。

「面」を見せるアイデア

床置きする家具は最低限にする

お部屋のなかでもとくに広い面である床は、家具などの大きな物を置くことであっという間に窮屈な印象になってしまいます。見える床が少ないことは、見た目だけでなく物理的にも狭くなり、過ごしにくさにつながります。

収納家具を置くまえに「備え付けの収納をフル活用する」「収納付きの家具を使う」などの方法を検討してみましょう。お部屋を広く見せるには、床置きする家具を最低限にし、できるだけ床が見える状態をつくることが大切です。壁に取り付けるタイプの家具もおすすめ。

ちゃんとおしゃれな座れる収納|インテリア家具と雑貨 Like Ai|Storage Stool 長方形タイプ

生地感がおしゃれなスツールタイプの収納です。フタである座面が大きく開くため、収納する物をスムーズに出し入れできます。座面が低めのため、メインのソファとして使うというより、来客時の簡易的なイスやサイドテーブルとして使うのがおすすめです。

壁掛け使いがおすすめ|スタンドミラー「sorteーソルテー」

壁に立てても掛けても使える2WAYタイプのスタンドミラー。幅が27㎝とスリム設計なので、狭いお部屋でも圧迫感なく設置できます。高さが113㎝とかなり低いタイプのため、身長に合わせて壁に掛けるのがおすすめです。お部屋になじみやすいナチュラルカラー。

テーブルの上には何も置かない

テーブルの天板を見せるために、テーブルを使っていないときはなるべく物を置かないようにしましょう。テーブルの天板がしっかり見えていると、すっきりした印象がつくれるだけでなく、掃除がしやすいというメリットも。

とは言っても、テーブルでよく使う物は近くに置いておきたいものですよね。引き出し付きのテーブルを選べば、使用頻度の高い物をサッとしまうことができます。すでにテーブルをお持ちの場合は、後付けできる引き出しを取り付けるのもおすすめです。

整理上手になれる引き出し|MONO KOTO DEPT.|トレー内蔵スライド式後付け引き出し

天板の裏に粘着テープで貼り付けるタイプの引き出し。スライド式のトレーがついているため、小さな物も迷子にならず、手軽に整理することができます。目立ちにくい白一色のシンプルなデザインも嬉しいポイント。耐荷重は約1.5〜2kgです。

カーテンを外してみる

窓にはカーテンをつける。常識のようにそう思いがちですが、狭いお部屋においてはあまりおすすめできません。カーテンのヒダは、開けても閉めてもボリュームが出てしまうもの。本来ヒダは美しいものですが、狭いお部屋では圧迫感を出してしまうこともあるのです。

カーテンを付けないかわりに、ボリュームのないロールスクリーンや、目隠し効果のある窓用フィルムを貼るのはいかがでしょうか?窓まわりのボリュームを抑えることで、すっきりとした印象に仕上がりますよ。

手軽に目隠し|LOWYA(ロウヤ)|\水なしで簡単に貼れる/窓 目隠しシート

しっかりと目隠しができる窓用シート。水なしで貼れるうえに、何度でも貼り直しができるため、初めてシートを貼る方にもおすすめです。また、窓ガラスにはがした跡が残らないので、賃貸にお住まいの方でも安心して貼ることができます。UVカット仕様なのも◎

「色数」をしぼるアイデア

家具の色・家電の色を統一する

お部屋のなかの色数をしぼるとき、取り入れやすく効果も出やすいのが家具の色・家電の色をそれぞれ統一することです。とくに家具のウッド部分は、色にバラつきがあると一気に統一感が薄れてしまうもの。テイストをそろえるのと同じくらい、色をそろえることはお部屋の印象に大きく関わる大事なポイントと言えます。

家電については、定番の白や黒ならラインナップが豊富なため、比較的簡単にそろえやすいはずです。流行りのくすみカラーでまとめても、グッとおしゃれに仕上がるでしょう。

小物類は収納ケースに入れる

色や大きさがバラバラの小物類。どんなにきっちりまとめてみても、広く見せたいお部屋においてはノイズになってしまいがちです。しかし小物の色や大きさまでしぼるのは、現実的な方法ではありません。

そこでおすすめなのが、小物類を収納ケースにしまうこと。収納ケース自体の色を統一してしまえば、複数使用してもすっきりとした印象がキープできます。さらに、サイズ展開の豊富なシリーズものの収納ケースを選んでおけば、買い足すときもスムーズです。

どんな棚にもフィットする全7サイズ|KEYUCA(ケユカ)|Pearno ソフトBOX

¥429

人気のライフスタイルショップ・KEYUCAの収納ボックス。全7種類のサイズ展開で、どんなサイズの棚にも効率よく収まりそうです。別売りのフタを使えばスタッキングもできます。主張しすぎない色とデザインは、どんなお部屋にもなじみやすいでしょう。

「明と暗」をつくるアイデア

小さな照明で明るさにメリハリをつける

お部屋を広く見せるためには、小さな照明を上手に使うことが大切です。「広がりを演出するにはスポットライトで壁と天井を照らす」「奥行きを演出するにはテーブルランプやフロアランプで手元や足元を照らす」など、照明の選び方・使い方によって見え方は変わります。

「天井の照明を角度調整ができるスポットライトに替える」「テーブルランプにもフロアランプにもなる照明を選ぶ」など、狭いお部屋だからこそ、たったこれだけの手間でも広く見せることができるのです。

おしゃれに賢く照らします|AirRhizome(エア・リゾーム )|4灯シーリングライト“manis”

北欧インテリアにもなじむ、温かみのあるデザインのシーリングライト。4つのスポットライトはそれぞれ角度を調整することができ、お部屋を広く見せるのに役立ちます。おしゃれな佇まいで、日中のお部屋も良い雰囲気にしてくれそうです。

心ほぐれる乳白色の明かり|KAITEKI HOMES(快適ホームズ)|FLOOR LIGHT SHIRATAMA

¥2,990

楕円形のフォルムから放たれる、やわらかい光が印象的なフロアライト。手軽に持てるサイズ感のため、床置きでも卓上でも活躍します。夜はリラックスタイムのお供として、昼はかわいらしいオブジェとして、一日中癒しを感じられること間違いなしです。

ランタンもおすすめです

北欧インテリアにプラスしたい!ワンランクおしゃれに見える、おすすめランタン4選

広い面積には明るい色を使う

面積が広いアイテムほど、お部屋の印象を大きく左右するもの。そのためお部屋で使うラグやベッドカバーには、光を反射する「明るくて淡い色」の物を選ぶのがおすすめです。ファブリック類は取り替えが簡単なため、数種類そろえて楽しむのもいいでしょう。

「床の色の明るさ」と「壁や天井の色の明るさ」に差があるほど、床面積の狭さは強調されるものです。そのための対策としては、ラグを敷くほかに明るい色のフロアシートを敷くという方法もあります。お部屋が狭いぶん作業も早く終わるため、気軽に取り組めるのも嬉しいところです。

置くだけでリアルな仕上がり|東リ|床リフォーム ピタフィ6畳セット

床の上に置くタイプのフロアシート。粘着テープなどを使わないため、賃貸のお部屋でも安心して使えます。12色という豊富なバリエーションなので、お部屋に合う明るい色のシートがきっと見つかるはず。2mmという薄さながらクッション性も◎です。

持ち物を見直せば部屋は“もっと”広くなる

狭いお部屋を広く見せるには、さまざまなアイデアとアイテムが役に立ちます。しかし、面を見せ、色数をしぼり、明と暗をつくっても、物の量が多すぎては思っていたほど広く見えないかもしれません。

お部屋をもっと広く見せるためには、「使わなくなった物はないか」「持ち過ぎている物はないか」など、持ち物の量を見直すことが大切です。勢いに任せて物を減らしすぎないよう、手放したつもりで1、2週間ほど過ごしてみるのもいいでしょう。

狭い部屋はアイデア次第で広く見える

狭いお部屋は「広く見せること」を意識せずに物を置いていくと、いとも簡単に窮屈になってしまいます。狭いお部屋を広く見せるためには、サイズの大きな物の選び方がとくに重要です。引っ越しなどの買い替え・買い足しのタイミングでは、しっかりと吟味したいところ。

ご紹介したアイデアとそれを実現するためのアイテムを使って、ぜひ狭いお部屋を広く見せることに挑戦してみてください。きっと居心地の良い素敵な空間ができるはずです。