インテリアとしても魅力的な観葉植物。育てやすい観葉植物9選

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お部屋に観葉植物があると、忙しいときも安らぎを感じられるのが嬉しいですよね。しかし、植物の育て方がわからないと、せっかく買った植物が枯れてしまうことも…。そんな初心者の人に、今回は初めてでも育てやすい観葉植物をご紹介します。ぜひ、ご自身に合う観葉植物を見つけてくださいね。

初心者でも安心!明るい部屋〜暗い部屋まで、育てやすい観葉植物9選!

観葉植物を育てるにあたって、室内の日当たりは重要です。日差しが強すぎたり、一日中暗い環境だったりすると、植物によっては枯れる原因になってしまいます。そこで、ここでは部屋の日当たり別に育てやすい植物をご紹介します。

また日当たりとともに、水やりや冬越しの方法も重要。それぞれの植物に合わせた水やり頻度や水の量、冬越しの方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

直射日光が入る明るい部屋におすすめ!日光を好む観葉植物

光といえば、植物を育てるのに必要不可欠な要素です。光が足りないと、成長が遅くなったり、葉が萎れたりすることも...。ここでは、日光を好むと同時に初心者でも育てやすい植物をご紹介します。

ペペロミア

熱帯から亜熱帯にかけて生息するペペロミアは、日当たりのいい環境を好むと同時に、日陰でも育つ耐陰性があります。真夏の直射日光を避けて、室内の日当たりがいい場所へ置くのがおすすめです。

暖かい時期は、土が乾いたのを確認して多めに水を与えます。一方、寒い時期は、乾かし気味に育てて、過湿状態にならないよう気をつけましょう。また、エアコンの風が直当たりにならないよう要注意です。

銀白色の模様がスイカを連想させる「スイカペペ」や、小さくて愛らしい丸葉が特徴的な「ジェミニ」、赤と銀の色合いを楽しむ「銀河」など、ペペロミアの品種は約1000種。最近では園芸店のほかに、ホームセンターの植物コーナーでも見かけることが増えています。

たくさんの品種の中から、インテリアとして馴染む子を見つけてくださいね。

ピレア

ピレアは、約600種類の品種がある植物です。品種によって姿はもちろん、一年草・多年草などの分類も違います。

西インド諸島原産のピレア。日当たりのいい環境を好みますが、真夏の炎天下は苦手。春〜秋はレースカーテン越し、冬はガラス越しの光線が当たる場所に置きましょう。やや乾燥気味に育てて、土が完全に乾いたら鉢底から流れるくらいの水を与えてくださいね。

数あるピレアの中でも人気な品種が「ペペロミオイデス」。平べったくて丸い葉が特徴のピレアです。「パンケーキプランツ」「UFOプラント」「チャイニーズマネープラント」という愛称でも親しまれ、その名の通り、葉の形がまるでおいしそうなパンケーキのように見える姿が魅力的。

また、湿度の高い環境を好むピレアは、日当たりのいいバスルームに置いて育てるのもおすすめです。ただし、寒い冬場はあたたかい場所へ移動させてあげましょう。

モンステラ

大きな葉に切れ込みや穴が空いているのがモンステラの特徴。熱帯アメリカに生息し、高温多湿の環境が大好きな植物です。

基本、明るい窓辺がおすすめ。一方、耐陰性があるので薄暗い場所で育てることもできる植物です。真夏の直射日光を浴びると葉っぱが焼けてしまうので、夏場はレースカーテン越しの環境に置いてあげましょう。ただし、斑入りの品種は葉焼けをおこしやすいので、注意が必要です。

水は土の表面が乾いたらしっかり与えます。夏場は特に水が切れないよう、気をつけましょう。

インテリアとして人気なのが、ツル状に伸びる品種の「ヒメモンステラ」。大きな葉が垂れ下がる姿が美しく、花言葉も「うれしい便り」「壮大な計画」という前向きな意味が込められることから、開店祝いや新築祝いの贈り物としても人気です。

柔らかな光を好む観葉植物!強い日差しが入らない部屋におすすめ

シンゴニウム

植物の中には、日光を好む一方で、強い直射日光には適応できない種類も存在します。ここで紹介するのは、レースカーテン越しの柔らかな日差しを好む観葉植物です。強い光を当てると、葉が焼けたり、枯れる原因につながるので要注意。柔らかな日差しが入る空間で、グリーンに癒やされましょう。

心臓型の葉が魅力的なシンゴニウム。緑の濃淡が爽やかな「ピクシー」、淡いピンク色がかわいい「ネオン」など、さまざまな品種があり、多様な色や模様を楽しめることがポイント。最近では、100円均一ショップの観葉植物コーナーでも見かける機会が増えています。

シンゴニウムは、レースカーテン越しの光を好むため、明るい窓辺がおすすめです。また、真夏の乾燥に気をつけて水やりをする必要があります。水切れが原因でしおれてしまうこともあるので、水やりをする際は土の表面が乾いてから行い、過剰な水やりには注意しましょう。

育てるのに適した温度は15〜25℃程度です。冬場は窓辺から距離を取り、あたたかい場所で育てましょう。成長期である春〜秋は、つるが長く伸びて葉がまばらになってしまうことがあります。バランスの悪さが気になったら節を少しだけ残し、思い切ってカットしてあげるのがおすすめ。成長が早い植物なので、すぐに新しい葉がでてきますよ。

ポトス

初心者でも簡単に育てられる観葉植物の一つとして人気なポトス。吊るして飾るハンキング植物にもでき、空間のアクセントにもなるインテリアとしても活躍します。ライムグリーンやマーブルなど、品種によって違う色や模様を楽しむことができます。ハート型のかわいい葉っぱも魅力的です。

ある程度の日陰には耐えられますが、日光を好むので明るい環境がベスト。薄暗い場所に置き続けると、間延びして元気が足りない葉に成長してしまいます。初めての人は、日当たりのいい場所で育ててあげると失敗しにくいですよ。

水やりは基本、土の表面が乾いてから与えます。冬場は控えめに与えて乾燥気味に育ててあげましょう。春から秋に肥料を施すと、いきいきとした元気な葉に成長します。

オキシカルジューム

ポトスとよく似た姿のオキシカルジュームは、フィロデンドロンという耐陰性のある植物の一種です。別名「ヒメカズラ」としても親しまれ、緑の濃淡が特徴的な「ブラジル」や明るいグリーンが美しい「ライム」などの品種が存在しています。

オキシカルジュームは明るい日陰を好む性質を持ち、レースカーテン越しの窓辺に置いて育てるのが理想的。ツル状に伸びていく姿が美しく、棚やサイドテーブルに置いて垂らしたり、支柱を挿してタワー状に仕立てることもできます。より自然の姿を魅せたい人は、家具の脚などに、はわせてあげるのもおすすめです。

水は土の表面が乾いたら、たっぷり与えましょう。オキシカルジュームの葉は乾燥に弱いため、日々、霧吹きで水をかけることが大切になります。また、葉の表面に水滴がつくことで、葉の乾燥を防ぎ、虫の対策もできるので積極的に行いましょう。

日当たりが悪いけど育てたい!耐陰性のあるおすすめ観葉植物

日当たりが悪くてためらっている人には、ある程度薄暗い環境でも育つ「耐陰性」のある植物の購入をおすすめします。ただし、観葉植物によっては、一日のうち数時間だけ明るい場所に置くことが必要な種類もあります。

耐陰性を持つ植物は数多く存在するので、ぜひお気に入りの子を見つけてくださいね!

サンスベリア

空気清浄機の名でも知られるサンスベリア。直射日光を避けた環境での管理がおすすめですが、少しの日光と、部屋の電気だけでも育てることができます。どうしても日が当たりにくい場合は、日中数時間だけでも屋外や日なたぼっこができる場所に置いて成長を促しましょう。

暑さに強い植物ですが、寒さには弱い傾向があります。特に冬場は寒冷な位置から遠ざけ、あたたかい場所に置きましょう。冬場は休眠期に入るので、水やりは月一程度で十分。比較的乾燥にも強いので、初めての人でも枯らしにくい植物として人気が高いです。

また、サンスベリアは風水としても注目を集めています。「邪気を払う」ことが有名なサンスベリアは、トイレ・玄関・寝室・書斎の気の流れが重要な場所に置くことで、良い気を取り入れる効果が期待できます。鉢を置く方角によって風水効果を高めるパワーもあるため、風水に興味がある人は、サンスベリアを取り入れることで心地よい環境をつくれますね。

パキラ

手のひらのようなパキラの葉は「幸運」を象徴すると言われ、別名「幸せの木」や「Money Tree(発財樹)」とも呼ばれています。縁起が良く、初心者でも育てやすいので、お祝いに贈る観葉植物としても人気が高いです。

耐陰性が高く、どんなお部屋にも合いますが、本来は日当たりを好む植物です。可能であれば、一日数時間だけでも日光に当ててあげましょう。

春から秋までは、土が乾いたらたっぷり、冬は控えめに水を与えます。夏場の乾燥している時期には、ハダニやカイガラムシが発生することもあるので、定期的な葉水で防虫対策をし、葉っぱの乾燥に気をつけましょう。葉裏への霧吹きも忘れないようにしてくださいね。

また、生育旺盛なパキラは適した環境下に置くことで、大きく成長します。1年で70cmほど伸びたという例もあるので、初めは卓上で、大きくなったら床で育ててあげるのもいいですね。置き場所を変えると部屋の雰囲気も大きく変わりますよ。

フィカス

インテリアとして、雑貨屋やカフェで見かけることが多いフィカス。別名「ゴムノキ」とも呼ばれています。枝葉を切ると白い樹液がでてくるのが特徴。人によってはかぶれてしまうこともあるので、肌についた場合は、水できれいに洗い流しましょう。

大きな葉が特徴的な「ウンベラータ」やナチュラルな空間に合う「ベンガレンシス」「アルテシーマ」、くるっと丸い葉が集合している「ベンジャミン・バロック」、斑入りの葉が際立つ「ジン」など、豊富な品種も人気の一つです。

約800品種中の多くは耐陰性を持っていますが、暗すぎる場所は不向きなので要注意。また、斑入りの品種は育て方がややむずかしいので、初めての人には濃緑一色のフィカスをおすすめします。

水は土の表面が乾いたのを確認してから、しっかりと与えてください。受け皿に溜まった水はこまめに捨て、根腐れや虫の発生を防ぐことも重要です。乾燥が苦手なので、こまめに葉水をしてあげると元気に育ちます。

お部屋に合う育てやすい植物を知って迎えよう

小さなサイズでも心を和ませ、癒しを与えてくれる観葉植物は、私たちの暮らしにおいて欠かせない存在です。初めて育てる人は、適した環境に置いてあげることで、失敗のリスクをグッと減らすことができますよ。

今回ご紹介した植物以外にも、育てやすい観葉植物は数多くあるので、置きたい空間の日当たりと、育てたい植物の性質を知って、お部屋にグリーンを迎えてあげてくださいね。観葉植物を取り入れて、より豊かな暮らしにしましょう。

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