小さな観葉植物と暮らそう。小スペースで育てる観葉植物9選
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
狭い賃貸や一人暮らしだと、植物を置きたくても場所の確保ができなくて悩んでしまいますよね。今回は、狭小スペースでも育てることができる観葉植物についてご紹介します。お部屋でのレイアウトや、成長した後のお世話についてもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
狭い部屋で育てる植物のポイント、置くスペースは?
ここでは、狭いお部屋でのレイアウトをご紹介。床だけが植物の置き場ではありません。窓台や家具の上など、ご自身のおうちで育てやすい場所を探してみてくださいね。
明るい窓台で育ててみよう
日光を好む植物にとって、窓台は日当たり抜群のベスト環境。小さな観葉植物を置いて、窓辺を華やかに演出できます。バランスを見て、小さなオブジェや雑貨と一緒に飾るのもおすすめです。
観葉植物の中には、強い日差しが苦手で、レースカーテン越しの日光を好むタイプもあります。窓台に置く時は、どのくらいの日差しが当たるのか、育てる植物は直射日光に強いのかなどチェックしておくと安心です。
テーブルや棚など家具の上で。インテリアとして楽しむ
お部屋のテーブルやデスク、本棚の上に限らず、靴箱やテレビ台にも植物を置いてみましょう。床や壁のスペースを占領してしまわないので、部屋の広さをキープしたまま植物との生活を楽しむことができます。
木製の家具との相性はもちろん、植物はガラスやアイアンなどほかの素材との相性もいいので、空間をより魅力的にしてくれます。空間の有効活用ができると同時に、雰囲気を変えてくれるのもうれしいですね。
吊り下げて飾るハンギング。風に揺れる葉っぱを楽しもう
家具の上以外にも植物を置きたいなら、天井やカーテンレールなどから吊るすハンギングもおすすめ。上から吊るすことで、空間に立体感が生まれます。吊るす時は、耐荷重に注意してくださいね。
ハンギングには、直立に成長するタイプより、ツル状に垂れ下がっていくポトスやエスキナンサスが向いています。また、水を与える時は、鉢の底に穴が空いているか確認して置きましょう。穴が空いている鉢にそのまま水を与えてしまうと、お部屋がびちょびちょになってしまうことも...。
狭い部屋におすすめ!コンパクトな観葉植物たち
育てる場所を決めたら、次は植物を購入しに行きましょう。しかし、いざ園芸店などに足を運んでも、どれが狭いスペースに向いているのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、育成の難易度ごとにコンパクトな観葉植物たちをご紹介します。初心者さんも、育てるのが得意な人も、よかったら参考にしてみてくださいね。
初心者でも安心!育てやすい小さな植物たち
植物を置きたくても、育て方がわからないと枯らしてしまう心配もありますよね。ここでは、初めて育てる人におすすめな植物を4種類ピックアップしています。
また、「高い植物を買って失敗したらどうしよう」という不安を抱いている人には、100円・300円均一ショップの植物コーナーがおすすめ。低コストで、比較的育てやすい植物が多く取り揃えられているので、グリーン生活を気軽に始めてみたい人はチャレンジしやすいのが嬉しいですね。
サンスベリア
空気を清浄する植物としても人気が高く、室内で育てるのに適しています。マイナスイオンの効果もあるので、日々生活する空間にあると、疲れた心身を癒やしてくれますよ。
光を好む性質なので、レースカーテン越しの窓辺で管理するのがベスト。窓台に置く場合は、夏の強い直射日光に注意しましょう。一方、日陰に強い耐陰性も持っています。やや暗い部屋でも管理ができる場所を問わない植物です。
フィカス
ゴムノキとしても知られているフィカスは、インテリアと非常に馴染みのよい植物として人気。大きく育てると立体感のある部屋にできますが、コンパクトに育ててミニ観葉としても楽しむことができます。
背が高くなる品種が多い一方で、「プミラ」と呼ばれている小さなつる性の品種もあります。複数の小さな葉がついている姿は、通常のフィカスとは違って可愛らしい雰囲気。乾燥が苦手なので、日当たりと風通しのいい場所で育てましょう。ただし、真夏の直射日光は避けてくださいね。
ペペロミア
1000種以上の品種があり、コンパクトに育てることができるペペロミア。艶やかで多肉質な葉を持っているものが多く、咲いた花を鑑賞できる種類もあります。雑貨や小物では出せない質感があるので、インテリアのアクセントにぴったり。
原産は熱帯・亜熱帯なので、基本はあたたかい環境を好みます。耐陰性も持っているので、日当たりがあまり良くない玄関やお手洗いに置いてあげるのもおすすめです。ただし、冬場で寒くなってしまうときは、あたたかい場所へ移動させてあげましょう。
ピレア
ペペロミアと同じく、コンパクトに育てることができるピレア。パンケーキという愛称で有名な「ぺぺロミオイデス」のほかにも多種多様な品種があります。
初めての人でも育てやすいピレアは、明るい日陰を好む観葉植物なので、レースカーテン越し程度の環境で管理しましょう。暗い場所でも育つ耐陰性ももっていますが、ある程度の明るさがないと葉っぱの元気がなくなってしまうので要注意。
植物を育てるのに慣れているならこの子たちもおすすめ
植物を育てた経験があって、初心者向け以外の植物も育ててみたい人には以下の植物もおすすめします。狭いスペースを有効活用して、緑のある暮らしを楽しみましょう。
ガジュマル
「神聖な木」として扱われることもあるガジュマルは、東南アジアや沖縄に分布しています。足のように見える幹が特徴的で、その可愛らしい姿からインテリアとしての人気も高いです。
基本的に光が大好きな植物なので、明るい室内で管理してあげましょう。ガジュマルを置く時は、エアコンの風が直接当たらないかをチェックしてくださいね。
エバーフレッシュ
細く軽やかな葉が涼しげな印象を与えてくれるエバーフレッシュ。原産地であるブラジルでは数十mを超える高木が多くありますが、日本では大きいサイズだけでなくコンパクトなサイズでも販売されています。
暗い空間に置くと枯れる原因にもつながるので、日当たりのいい場所に置いて育てましょう。また、エバーフレッシュは乾燥に弱い植物です。定期的な霧吹きで葉っぱに水を与えてくださいね。
エスキナンサス
多肉室な葉と垂れ下がる姿が特徴的なエスキナンサスは、ハンキングにぴったりな観葉植物です。品種によって雰囲気が変わるので、自身のインテリアに合う子を見つけてくださいね。
環境は、あたたかくて明るい場所を好みます。筒状のガクから花が咲く植物ですが、咲かない場合は、低温と日光不足が原因かもしれません。おかしいな、と感じたら場所を変更してみましょう。
緑が大好き!上級者向けコンパクト植物
育てることは大好きでも、空間の狭さに悩んでいる人にはこちらの観葉植物をご紹介します。気難しい植物であっても、育てる手間さえも愛おしくなっちゃいますよ。
アンスリウム
常緑多年草のアンスリウム、その特徴的な姿を見かけたことがある人は多いのではないのでしょうか。赤や白などの花に見える部分は、実は花ではなく「苞(ほう)」と呼ばれる変形した花弁です。そして、その花弁から出ている棒のようなものが花にあたります。
管理は、レースカーテン越しの明るい空間がおすすめです。夏は水切れに注意して、土の表面が乾いたら水を与えましょう。ミニサイズの品種を買って、サイドテーブルに置いてみるのも素敵ですよ。
ビカクシダ
別名「コウモリラン」の名前で親しまれ、吊り鉢や苔玉、板に着生させて育てることもできる植物です。特徴的でインパクトのある葉が、小さな空間の主役になってくれます。
あたたかい環境を好むビカクシダが多いですが、品種によって寒さや乾燥に強い性質の子もいます。育てる前に、どんな性質の植物なのかよく確認しておきましょう。成長すると大きくなる「グランデ」という品種もあるので、空間のサイズに合う子を迎えてくださいね。
多肉やサボテン、エアプランツもおすすめ
今回は観葉植物を中心にご紹介しましたが、同じ狭小スペースで育てるなら
多肉植物
サボテン
エアプランツ
の3種もおすすめです。
小さいサイズで販売していることが多く、光が好きな品種も多いので、窓台に置いて育ててみましょう。水やりの頻度も多くないので、手間がかからない点がメリット。
また、品種にもよりますが、エアプランツは成長速度がゆるやかです。購入してすぐに大きな変化がないため、インテリア雑貨のようにディスプレイできます。土が不要なので空間に合わせた飾り方ができるのがポイントです。
大きく成長したらどうする?植え替えも一つの手段
たとえコンパクトな植物を育てていても、数年経つと成長して大きくなってしまいますよね。買った時と全然違うサイズになってしまった場合は、植え替えするのも一つの手段です。まずは、植物に適した植え替えの時期をチェックしましょう。
次に、既存の鉢よりも一回り大きい鉢と新しい土を用意して、実際に植物を移し替えていきます。成長に関わらず1〜2年に一度行うと、根詰まりを防げ、土壌改善の効果も期待できます。ただし、根っこを傷つけてしまわないよう、作業には注意してくださいね。
一方で、育て始めた時は小さかったのに、植え替えを繰り返していくうちに大きくなりすぎて置き場所に困ることも...。そんな時は、既存の鉢にもう一度植え替えて、大きさを制限する植え替え方法もあるので、気になる人は確認してみてくださいね。
小さな植物を迎えてグリーン生活を楽しもう
どんなに狭いスペースであっても、植物を置くことで奥行きがうまれ、居心地のいい空間づくりに繋がります。育てるポイントさえ押さえておけば、狭小スペースでも育てることができるので、小さな植物をお家に迎え入れてグリーンライフを始めてみませんか?