オブジェにもなる美しさ。北欧インテリアのための花瓶とおすすめ10選

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

北欧雑貨好きの人なら一度は耳にしたことがある「marimekko(マリメッコ)」や「Lisa Larson(リサ・ラーソン)」。衣類やオブジェが有名ですが、実は花瓶もあることをご存じでしたか?

今回は、インテリアや贈り物にもうれしい北欧の花瓶をいくつかご紹介します。飽きがこない北欧デザインで、数十年後も花のある暮らしを楽しみましょう。

一生モノになる花瓶を選ぼう

食べ終えたジャムやワインの空き瓶でも花瓶として使用できますが、日常的に花を飾る習慣があるなら、お気に入りが1つあってもいいですよね。花の雰囲気は、生ける花瓶によって大きく変わります。素材や色、形に注目して、ご自宅に合う花瓶を迎えましょう。

素材で選ぶ

花瓶に使用される素材として多いのが以下2種類です。

  • ガラス

  • 陶磁器

場所を選ばず、どんな花にも合わせやすいのがガラス製。水の透けた感じが、空間を軽やかにしてくれます。水の減りや汚れ具合もわかるため、初心者の人におすすめの素材です。

一方、陶器や磁器の花瓶は、ガラスと比較すると重厚感がある分、その存在感は強くなります。選ぶ花瓶によって空間の雰囲気が左右されるので、色や形と合わせて検討してみましょう。

色で選ぶ

最もおすすめしたいのが、透明と白の2色。無彩色でシンプルな花瓶は、花の個性を引き立ててくれます。置き場所も問わないので、1つは持っておきたい色です。同様に、彩度の低いグレーやベージュも飾りやすく、ナチュラル系のインテリアに馴染みやすいことから人気となっています。

より空間をドラマチックに演出したいなら、インパクトのある色もおすすめですよ。例えば、濃い青色のフラワーベースに真っ赤なチューリップを飾ると、コントラストの強い色使いに目を奪われるでしょう。

形で選ぶ

選ぶ上で重要視するのが形です。シンプルな筒や壺、ラッパやピッチャー型は、バランスが取りやすく、無造作に入れても一体感のある印象をつくることができます。

また、インテリアとしても楽しみたいなら、花がなくても飾れるオブジェのような形がおすすめ。お部屋にあるとホッとできる、そんな存在の花瓶と出会えるといいですね。

インテリアとしても楽しめる北欧ブランドの花瓶

シンプルでありながら美しい北欧雑貨は、世代を問わず日本でも大人気。ここでは、一輪挿しと束で飾れる大きめの花瓶の2種類に分類してご紹介します。

ただし、ご紹介しているのはごく一部です。気に入ったフラワーベースがあれば、そのブランドをチェックして他の花瓶もご覧になってくださいね。

まるでアートのように飾れる一輪挿し

花を生けることに難しさを感じている人は、まずは一輪挿しから始めるのがおすすめです。差し口の狭い一輪挿しは、生けられる本数が少ないので、花が持つ本来の美しさを引き出してくれます。1〜3本が目安ですが、茎の細いもの同士をセットにして、小さな花束にしてみるのも素敵ですよ。

また、花を生けることはもちろん、インテリアとして単体で飾れるデザインが多いのが一輪挿しの魅力。花と花瓶、それぞれ好きなもの同士を組み合わせて、作品のようにディスプレイしてみませんか?

アート感覚で楽しめる|フラワーベース|marimekko

マリメッコといえば、赤や青の大きな花柄(ウニッコ)が代表作。1951年にフィンランドの夫婦が創業し、70年以上経った現在では、世界中から注目を集める北欧ブランドのひとつとなっています。主に衣類や雑貨を手掛けていて、そのデザインを見かけた方も多いのではないでしょうか。

そんなマリメッコのフラワーベースは、なめらかなガラスの質感が印象的な花瓶です。くびれをつくる曲線が美しく、また、手に収まるサイズ感は、庭やベランダで育てた花を一輪差すのにぴったり。キャンドルホルダーとしても使用できる優れものです。

遊び心をくすぐる一着|ドレスシスターズ|LisaLarson

スウェーデンの有名な陶芸家リサ・ラーソンの動物たちをご存じでしょうか。独特の愛らしさが溢れ、北欧スタイルを目指すご家庭では人気アイテムの1つです。そんなリサ・ラーソンが手がける花瓶は、まるでドレスのようなフェミニンな姿をしています。

ドレスシスターズは、高さ15cm程で3色展開。上品な青いドレスの長女はリリィ、可愛らしいピンクのドレスはフレア、明るい黄色のドレスはアイラの名が付けられています。三姉妹に同じ花を生けたり、全く違うものを生けて個性を出してみたり、着せ替え人形のように楽しんでみましょう。

合わせやすいシンプルモダン|オマジオ| KAHLER

デンマークの陶芸作家によって1839年に設立された陶磁器ブランドKAHLER(ケーラー)。180年以上経った現代でも、ほとんどが陶芸職人の手作業で製作されている味わい深いブランドです。

KAHLERの代表作ともいえるオマジオは、シンプルモダンなボーダー柄が特徴。シルバー、ゴールド、パール、ブラックなどカラーが豊富で、サイズはS・M・Lの3展開。どんな家庭にも合わせやすいデザインなので、贈り物にもおすすめです。

手仕事の温もり感じる|ライン|LINDFORM

LINDFORM(リンドフォーム)は、北欧と日本の文化を掛け合わせたデザインが特徴的な陶器メーカーです。「KYOTO」や「KOBE」など、日本の地名がついた花瓶もありますが、ここでは「LINE」をご紹介します。

LINEは差し口が斜めになっている左右非対称な花瓶です。1点1点、ハンドメイドなので多少のちがいはありますが、その色や佇まいからは、どこか日本のわびさびが感じられます。ぽてっとした丸いフォルムに、ストライプや美しい凹凸など、飾りすぎないデザインも素敵です。

癒しのグラデーション|フラワーベース no.1|Ro Collection

2013年、デンマークで設立されたRo Collection(ローコレクション)。「Ro」とは、「静けさ」「落ち着き」「心の安らぎ」を意味するデンマークの言葉です。素材にもこだわりを持って製作された花瓶は、世代を超えても愛され続けるデザインに仕上がっています。

クリアガラスから始まるグラデーションが美しく、花だけでなく茎のラインも魅せてくれるno.1。名前でお気づきかもしれませんが、no.1から始まり現在ではno.20以上まで販売されています。スタイリッシュな花瓶なので、濃い色の花や、グリーンだけを束ねて入れるのもいいですね。

¥13,200

空間を華やかに演出、ブーケを飾る花瓶

日々を豊かにしてくれるアイテムとして、また来客をもてなすウェルカムフラワーとして、卓上でのブーケは欠かせません。毎日じゃなくても、特別な日に飾る花束は、見る人の心を満たしてくれます。

ここでは、そんな束ねられた花を生けるための花瓶を5点ピックアップ。伝統あるブランドから比較的新しいブランドまで勢ぞろいです。世代を問わず愛され続ける北欧の花瓶。暮らしに寄り添ってくれる一生モノを見つけてみませんか?

存在感のあるシンプル|ハンマースホイ|KAHLER

一輪挿しでもご紹介した、デンマークの陶磁器ブランド・KAHLER(ケーラー)。「すべての人々に芸術を」という思いのもとに製作された花瓶は、単体でも芸術性の高さが感じられます。シンプルすぎないので、インテリアのポイントとしてもおすすめです。

ハンマースホイは、気品に満ちた風情と、穏やかな色合いが魅力。表面に凹凸がありながらも質感はなめらかで、窓から差し込む光に照らされる姿も美しいです。花だけではなく、ドウダンツツジやアセビなどの枝物を生けて、お部屋に自然の緑を取り入れるのも素敵です。

¥11,480

使うほどに味が出る|デザインウィズライトポット|Holmegaard

デンマーク王室の御用達であるHolmegaard(ホルムガード)は、1825年に創業した歴史のあるガラスブランドです。現代までの約200年、デンマーク最古のガラスブランドとして、多くの人々に愛され続けています。

透明なガラスとレザーストラップ、異素材を掛け合わせたスタイルは、斬新でありながら花と周囲の調和を保ってくれます。花瓶として使用しない際は、キャンディーやペンなどの小物入れとして使えるのもうれしいところです。

ポイントになる存在感|ボールベース|COOEE Design

COOEE Design(クーイーデザイン)は、シンプルモダンな雑貨を手がけるスウェーデンのブランドです。ここで紹介するボールベースのほかに、ラッパのようなシルエットのトランぺットベースや差し口が2つあるヘーゼルナッツなど、多数の花瓶が製作されています。

ころんとした丸いフォルムが可愛らしいボールベース。サイズのバリエーションが豊富なため、一輪挿しにも花束にも最適です。マットな質感は空間を穏やかに演出し、花々の魅力を引き立ててくれます。

作品をつくるように生ける|スフィアベース|Born in Sweden

2008年に創設されたBorn in Sweden(ボーンインスウェーデン)は、スウェーデンのライフスタイルを、世界に向けて発信し続けているブランドです。美しいデザインと実用性に優れ、長い時間をともに歩んでいけるアイテムは、大切な人へのギフトにもおすすめです。

そんなブランドが提供するスフィアベースは、ガラスの中にステンレス製の球体が組み込まれているのが特徴。花を挿すと球体の構造が茎を支え、向きの固定をサポートしてくれます。茎に絡むステンレスの美しさは、ダイニングテーブルを華やかにしてくれるでしょう。

¥16,232

ヘアアレンジは無限大|エヴァ フラワーベース|Bjorn Wiinblad

ブランド名のBjorn Wiinblad(ビヨン・ヴィンブラッド)は、かつてデンマークで活躍したデザイナーに由来しています。彼が残した絵柄は、ブランドを通して磁器雑貨へとアレンジされ、現代の暮らしに合うカタチに。

花を挿すことで、女の子のヘアスタイルが決まるユニークなエヴァ フラワーベース。大輪のダリアやアジサイをポンッと入れるだけでも可愛いらしく仕上がります。生ける花によって表情が違って見えるのがおもしろいところ。さまざまな花を用意して、ヘアアレンジに挑戦してみるのはいかがでしょう。

暮らしを彩る花瓶をみつけよう

花を生ける習慣があると、日々の生活が豊かになりますよね。おばあちゃんになっても楽しめる花との暮らしに、ぜひ長く愛用できる北欧の花瓶を取り入れてみませんか?心あたたまる時間を過ごすことができるでしょう。

おすすめの記事