緑がお出迎え、家に帰りたくなる玄関。玄関におすすめの観葉植物12選

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玄関といえば靴を脱ぐための機能的な場所ですが、植物や雑貨、照明を工夫することによって気持ちの良い空間にできます。今回は、玄関で育てるのにおすすめな観葉植物を、花言葉と風水効果を交えてご紹介します。私生活と仕事、気持ちの切り替えが行える素敵な玄関にしましょうね。

玄関に観葉植物は必要?風水との関係は?

訪れた人が最初に足を踏み入れる玄関は、家の顔といっても過言ではありません。日が当たりにくい暗い玄関であれば、観葉植物を置くことで明るく華やかに感じることができ、人を出迎える空間として、緑は欠かせない存在になっています。

また、植物を置く場所によって風水効果が得られるといわれています。そもそも風水とは、中国古来から伝わる、人々の生活をより良い方向に導くための理論です。この風水における観葉植物は、酸素を排出し、空気を清浄することから気の循環の役割をもっています。

万が一、植物が枯れてしまった場合は、素早く片付けましょう。ドライフラワーを含め、枯れた植物を玄関に置くことは、悪い運気を呼び寄せてしまうので要注意です。

今回は、玄関をご紹介していますが、置く部屋ごとに風水の効果は変わります。リビングや水回り、寝室、子供部屋など、ほかの場所に観葉植物を置くときは風水の力を確認してくださいね。

東西南北のパワーをチェック、葉っぱにもある風水効果

風水が好きな人なら気になるのが方角。当然、植物を置く場所としての最優先事項は日当たりですが、光が十分入る玄関に置くなら方角もチェックしてみましょう。

一般的に、東は「勉強運」・「仕事運」、西は「金運」、南は「対人運」、北が「健康運」・「金運」に良い影響を与える方角といわれています。鬼門である北東に観葉植物を置けば、「金運」と「仕事運」を高める効果が期待できるので、こまめに掃除して清潔感を保ちましょう。

風水に関わるのは場所や方角だけではありません。観葉植物は、葉っぱの形や向きによって、風水のもたらす効果が変わります。その種類は大きく分けて2つ。1つは、上向きに伸びるとがった葉。邪気を払う効果があることから、行動的になりたい人におすすめ。「金運」・「仕事運」・「健康運」を高めます。

もう1つは、下向きに伸びる丸い葉。対人関係やリラックス効果をもたらすことから、ストレスが気になる人におすすめ。「恋愛運」・「家族運」を引き寄せ、良い流れに導いてくれますよ。

適した環境で育てよう、日当たりと冬の過ごし方

観葉植物を玄関に置く際、一番重要なのが日当たりです。たとえ日陰での管理が可能な植物でも、ある程度の光を与えないと栄養不足に陥り、最悪の場合、枯れてしまうことも。玄関の日当たりが悪い場合は、1週間のうち1日だけでも明るい空間に置いて日光浴させてあげましょう。

また、植物を育てていく上で問題になるのが冬越しです。ほとんどの観葉植物はあたたかい気候を好むため、冬の寒い環境下に置き続けると株が弱ってしまいます。玄関は最も外に近く、外気温が伝わりやすい空間です。植物によって耐えられる寒さは違いますが、リビングなどのあたたかい空間に移動させる必要もあります。

寒い季節の水やりにも注意。冬場は土の乾きも遅く、観葉植物は成長がストップする時期です。過度に水を与えてしまうと、根腐れという文字通りの根が腐る状態になり、株元から枯れてしまいます。育てる植物の性質を知って、冬場の水やりは控えめにしましょう。

玄関にグリーンを置こう!おすすめの植物たち

靴箱や靴を脱ぐたたきの上、玄関ポーチなど、置くといっても場所はさまざま。今回は、玄関の内側と外側の2種類に分けて、おすすめの植物をご紹介します。お好きな鉢と組み合わせて、お気に入りの空間にしましょう。

ドアの内側に置く観葉植物、心がほどける緑ある玄関

「ただいま」という声とともに入る玄関、そこに緑があると気持ちが安らぎますよね。家によって、コンパクトな玄関や広い土間のような玄関など、その広さは異なります。ご自宅の玄関スペースを踏まえて、育てる植物を決めてみましょう。まずは、6種類の観葉植物をご紹介。

ストレリチア

鳥のくちばしによく似た花が咲くことから「極楽鳥」の名でも知られています。光を好むので、明るい玄関に置くのがおすすめ。金運のほか、子供運をもたらす風水効果があります。

黄色やオレンジ色の明るい花が咲き、常緑多年草なので、花が終わった後も緑を楽しめるストレリチア。株元からスラリと伸びた姿がかっこよく、クールかつ華やかな玄関を演出してくれます。

ザミオクルカス

どんなインテリアにも合わせやすいシンプルな観葉植物として人気なザミオクルカス。光沢のある緑色の葉が美しく、生命力にあふれる姿から「輝く未来」という花言葉がついています。

風水では金運アップの効果が期待できるので、ご自宅の玄関はもちろん、お店の入り口に置くのもおすすめです。

ピレア

品種が豊富なピレアは耐陰性がある植物なので、日当たりの良い玄関だけでなく、日陰の玄関にも置くことができます。多湿を好むので夏の水切れには要注意ですが、秋〜冬に与えすぎて根腐れしないよう気をつけましょう。

「救われる日々」「救われる人々」という控えめな印象の花言葉を持ち、人間関係を整える風水効果を与えてくれます。コンパクトな品種が多く、置き場所にあまり困らない植物です。

モンステラ

暗い玄関でも育ちますが、日当たりの良い玄関に置くことで、丈夫な株に育てることができます。ただし、夏の暑い直射日光は避けるようにしましょう。

「嬉しい便り」や「深い関係」というポジティブな花言葉がもたらす風水の力は、家族運・恋愛運の効果に期待できます。また、ハワイでは、葉の穴や切れ込みから差し込む光の様子から「希望の光を導く」植物として言い伝えられていますよ。

パキラ

初めての人でも育てやすいパキラは、耐陰性もあるので、日があまり入らない玄関にもおすすめです。「邪気を払う」風水効果があり、玄関に置くことで良い運気を流し込めます。

ほかにも金運や仕事運、人間関係など多くの風水効果が期待できるので、新築祝いや開店祝いへのプレゼントにもぴったり。ナチュラルな見た目なので、どんなインテリアにも馴染みやすいのがポイントです。

ウスネオイデス

土が不要なエアプランツを置くのも、インテリアとしておすすめ。玄関の広さを問わないコンパクトな姿であると同時に、フックを用いれば吊り下げることもでき、鉢が必要な植物とは違った演出ができます。エアプランツの中でもウスネオイデスは、ハンキングができる植物です。

強い直射日光を避けた明るい場所が最適。水やりは霧吹きで行います。朝家をを出る時に、サッとできるので、手間がかからないとこも魅力的です。

シンボルツリーにもなる、玄関ドアの外で育てる観葉植物

玄関外に植物が置いてあると、家の印象が良くなると同時に、帰宅への安心感が得られます。自宅の目印にもなるので、シンボルツリーとして育てるのも素敵ですよ。ここでは、ドアの外側に置く観葉植物をご紹介。置くときは、ドアの開け閉めを妨げないよう注意してくださいね。

オリーブ

「平和の象徴」として親しまれるオリーブは、鑑賞だけでなく、食用としても楽しめる人気の高い植物です。日当たりと風通しのいい場所を好む一方で、雪や霜が苦手。軒のある明るい玄関で管理しましょう。軒がない場合は、冬場だけ室内に移してあげてくださいね。

「邪気を払う」効果があるので、人の出入りが多い玄関は最適。多湿が苦手なので、水は土の表面が乾いてからたっぷり与えましょう。

ユーカリ

おしゃれな店先で見かけることが多いユーカリは、香りも良く、ドライフラワーとしても楽しめることから多くの人に愛されています。卵のような葉がぽこぽことついている「グニー」や丸みを帯びた葉が特徴の「ポポラス」など、品種は約700種類ほど。

日当たりの良い玄関に置き、水はけと風通しのいい環境で育てましょう。花言葉は「新生」・「再生」・「思い出」、風水効果は「調和」です。どちらも前向きな言葉なので、新たにチャレンジする人や再出発する人にぴったりです。

アカシア

アカシアは約600種類ほどの品種があり、そのほとんどが常緑性で、一年中緑を楽しむことができます。春には小さな黄色い花が咲き、日本ではミモザの愛称で親しまれています。花言葉は「感謝」や「友情」、育てたアカシアを束ねて贈るのも素敵ですね。

光を好むので、日当たりのいい玄関で管理しましょう。花が黄色いことから金運アップの効果があるとされています。水やりや風当たりは品種によってことなるので、事前にチェックしておきましょう。

ユッカ

ユッカは太い幹と、鋭くとがった葉が特徴の観葉植物。玄関の内側でも育てることは可能ですが、光を好むので明るい屋外で育てるのがおすすめです。ただし、冬は霜が当たらない場所で管理しましょう。

手間がかからず初心者でも育てやすいのがポイント。力強い姿からは想像できない、白くてかわいい花を咲かせます。白い花が待つ玄関に帰宅してみませんか。

シマトネリコ

中国や日本など、アジア圏に生息するシマトネリコは、庭や玄関で育てるシンボルツリーとして人気があります。日当たりと湿度を好む一方、乾燥は苦手。室外機の風が直接当たらない場所で管理しましょう。

「偉大」や「高潔」などの神聖な花言葉があり、「家族運」や「邪気払い」の風水効果をもたらします。大きな樹木として流通していることが多いですが、コンパクトなサイズもあるので、スペースを確保できない人は、小さいシマトネリコを育ててみましょう。

コルジリネ

緑の葉をもつ植物を多く紹介してきましたが、コルジリネは赤茶色や濃い紫などカラフルな葉が特徴。緑色の植物と合わせると美しいコントラストが際立ちます。「幸福な交際」という花言葉があり、良好な関係を続けたい夫婦やカップルにおすすめです。

日陰は苦手なので、日当たりと風通しのいい場所で管理しましょう。-5℃までの寒さには耐えられますが、念のため、冬場は明るい室内に移動させておくと安心ですよ。

ただし、コルジリネは毒を持つ植物です。犬や猫と暮らしている人は注意してくださいね。

インテリアや風水としても魅力がある玄関の観葉植物

玄関に観葉植物を置くことで、インテリアとして癒やされるだけでなく、風水的な観点からポジティブなエネルギーを得られることがわかりますね。しかし、風水効果も大切ですが、一番重要なのは環境に合った植物を育てることです。忙しくてお世話が難しい人や苦手な人は、まずは育てるのが簡単な観葉植物を置いてみましょう。緑のある明るい玄関で、自身や家族、親しい人たちを出迎えてみませんか。

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